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ランニングで前頭前野を鍛える!トップビジネスマンが走る理由とは?

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トップビジネスマンの多くが「ランニング・ウォーキング」を習慣にしている

以前の記事でも紹介した通り、社長の朝の習慣にランニングやウォーキングが組み込まれていることは多い。また、仕事帰りに皇居の周りを走る「皇居ラン」なるものが、最近話題になっているが、この皇居ランをしている人たちの平均年収は下記の通り、700万円以上らしい。


皇居ランナーの大半は、年収700万円超? | 「走り」を制する者は仕事を制す | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 

まぁ、実際走っているから年収が高いというよりも、皇居付近のオフィスで働いている人の年収が高いんだろ〜ということも考えられなくはないが、多くのトップビジネスマンがランニング・ウォーキングを習慣にしているのは確かだ。

なぜ、トップビジネスマンはランニング・ウォーキングを習慣にしているのか?ランニング・ウォーキングにはどのような効果があるのか調べてみました。

 

適度な運動は、脳の司令塔「前頭前野」を鍛える効果がある

前頭前野とは、人間の行動の約9割をコントロールしている、いわば“脳の司令塔”と言えるものです。主に情報処理や判断を司る脳の一部で、強化することで仕事や勉強における集中力や判断力などを高める効果が得られるようです。

 

前頭前野の詳細はこちら▼

前頭前野 - 脳科学辞典

 

この事実をトップビジネスマンが全員理解して走っているわけではないと思うのですが、おそらく走ったことによって、このような効果を実感し、経験的にランニングやジョギングを継続させているのでしょう。

 

ストレス解消にも効果的

さらに、適度な運動は、ストレス解消にも効果的です。これは、なんとなくそうなんだろうと思っていましたが、こちらもその仕組みを調べてみました。

どうやら、適度な運動をすることで、脳波がα波を出すことで、リラックスし脳内の視床下部や脳下垂体から「ベータエンドルフィン」という快感物質が分泌されることによって、ストレスが解消されるようです。このベータエンドルフィンという物質は、脳から分泌されるとだんだんと幸せな気持ちになっていき、次第に身体の疲れも消えていくような効果が得られるようです。

ただし、この快感物質は5分や10分程度の運動では分泌されないようで、30分程度の運動が必要なようです。

 

適度、適量の運動が重要

私もこの情報を試すために走ってみましたが、初日から走りすぎ、恥ずかしながら足を痛めてしまいました。さらに走った次の日は筋肉痛に苦しみ、なんとなく疲労感もありました。何事にも言えますが、適度、適量が非常に重要です。

一部のサラリーマンランナーの中には、タイム短縮を狙い、体を酷使するようですが、そのような走り方をしていたら、継続できませんし、仕事どころではありません。下記の記事で有森さんが書いている通り、日本人ランナーは頑張りすぎている印象を受けるようです。


“なんちゃってアスリート”要注意 楽しく長く走るコツ 有森裕子 :日本経済新聞

 

無理せず、適度、適量を心がけて、継続することが大事ですね。

私も朝なるべく30分程度走るようにしていますが、やってみると分かりますけど、本当にストレス発散してスッキリしますよ。とにかくおすすめです。

 

ちなみに今回いろいろ調べてみて、この本がとても参考になったので、オススメしておきます。

「脳を最高に活かせる人の朝時間 頭も心もポジティブに」

 

基本は早起きいいですよ〜という内容を脳科学の観点から書いている本ですが、脳科学についての知識がなくても分かりやすい内容になっているので、とても勉強になりました。気になる方は是非チェックしてみてくださいね。

 

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