ロジカルに話したいなら「PREP法」をマスターせよ!
「結論から話してください」と言われてショックを受けたことないですか?
ビジネスの現場では、効率的に物事を理解し、遂行していく必要があるため、ロジカルコミュニケーションが必要不可欠です。
ただし、このロジカルコミュニケーションは、学校で直接的に習うようなものではなく、しっかり身につけている人は、まだまだ少ないと感じています。
そこで、おすすめのロジカルコミュニケーションを身につける方法をご紹介したいと思います。
「PREP法」でロジカルコミュニケーション力を鍛えよう
このPREP法はとても分かりやすくおすすめです。私も一時期かなりロジカルコミュニケーションに課題を感じていましたが、何から手を付けていいかわかりませんでした。しかし、PREP法を知って、実践し始めるとみるみるとロジカルに話せるようになっていきました。
「PREP法」とは?
「PREP」の頭文字は各々下記を意味します。
P:Point(結論、主張、要点)
R:Reason(その理由)
E:Example(事例、データ、裏付け)
P:Point(まとめ、最初のPの繰り返し、参考事項)
このPREPという順番で話せば、ロジカルに話が展開できるというわけです。
ちなみに自分は、この本でPREP法を知りました。解説も分かりやすく、PREP法以外の情報もとても参考になりました。是非チェックしてみてください。
「話すスキルUPすぐにできる!論理的な話し方 話の組み立て方が上手になるPREP法の使い方/大嶋友秀」
それでは、PREP法を活用するとどのくらい分かりやすくなるかについて、下記に一例を示します。
<よくある分かりにくい話し方>
「私は小さい頃から犬を飼っていて、犬はとても賢いですよね。人の役にもたっているし、猫だとそんなこともないですよね、なので私は犬が好きなんです。」
文章は短めなので、意味はなんとなく分かりますが、このような伝え方では、やはり分かりづらいですよね。それでは、次にPREP法を活用した改善例を以下に示します。
<PREP法による改善例>
「私は犬が好きです(P)。なぜなら犬はとても賢く、人の役に立つからです(R)。例えば、犬は盲導犬や介護犬、警察犬など様々な現場で活躍しています(E)。このように、人の役に立つので、私は犬が好きなんです(P)。」
どうでしょうか?かなり分かりやすくなったと思います。さらに説得力も増しましたね。
明日からPREP法でトレーニングを開始しよう
PREP法を理解していても使えなくては何の意味もありません。
実際に皆さんも実践し、ロジカルコミュニケーション力を向上させましょう。