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29歳の若造が日々学び、もがき続ける中で見つけた有益な情報を“こっそり”メモっているブログです。

トップ営業マンになるために、私が身につけた心理学的テクニック(1)

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トップ営業マン達は、心理学的テクニックを身につけている

私は幸運にも、知り合いに、様々な企業のトップ営業マンがいます。彼らの共通点はいろいろありますが、心理学的テクニックを使いこなしている点も一つの共通点です。今日は、そんな営業に役立つ心理学的テクニックの中でも、特に効果的なものをまとめたいと思います。悪用は厳禁で。

 

営業に役立つ心理学的テクニックまとめ

第三者話法
これは、特にまだ信頼関係が築けていない相手との商談や若手営業マン(若いというだけで、年長者からすると話を信じにくくなる)には、是非オススメしたい心理学的テクニックです。

第三者話法とは、第三者の意見は信じやすいという人間の心理を利用した手法で、私はけっこうお世話になっています。

下記に例を挙げます。1は第三者話法を使わない場合の話し方。2は使った場合の話し方になっています。


1.「この広告は、流行りの広告手法でして、他社でも効果が出ているものです。是非ご実施をご検討ください。」

 

その広告手法は気になるが、これだけでは「その広告やってみたい」と思わない人が多いだろう。ただし、以下のように第三者話法を使うとどうだろうか?


2.「この広告は、流行りの広告手法でして、他社でも効果が出ているものです。私が担当している他のお客様にも“他企業がやり始める前にもう一度広告出稿したい”と言っていただけるほどご好評です。是非ご実施をご検討ください。」

 

どうだろうか?1よりも断然2を言われた方が、「その広告やってみたい」と思わないだろうか?私は、どうしてもお客様が実施に踏み切れない場合は、このテクニックを使っています。

 

シャルパンティエ効果

シャルパンティエ効果とは、人間の錯覚による心理効果の一つで、「重さの感覚が視覚的に見える大きさの影響を受け,物理的な重さの等しい物でも,体積が小さいほうが重く感じられる現象」です。

例えば、「5kgの鉄アレイと5kgの羽毛ぶとん」どちらが重く感じるでしょうか?おそらく多くの方が「鉄アレイ」の方が重いと感じたでしょう。これをシャルパンティエ効果と言います。

この効果を派生していくと、様々な錯覚を生むことができます。下記にいくつか例を挙げます。

 

例1:「ビタミンC 2000mg配合」と「レモン1000個分のビタミンC」

この場合、レモン1000個分の方がビタミンCが多く含まれているような気がしませんか?

 

例2:「0.013㎢の広さ」と「東京ドーム一つ分の広さ」

この場合、東京ドーム一つ分の方が広い気がしませんか?

 

例3:「うまい棒100000個分の価値」と「ダイヤのリング1つ分の価値」

この場合、ダイヤのリング一つ分の方が価値が高い気がしませんか?

 

私は具体的にこのような使い方をすることがあります。

「この広告を出すと日本人口相当の表示回数と東京都内人口相当のクリックを持って来ることが可能です。」

数字だけよりもイメージがつきやすく。多くの表示、クリックが持って来れそうな気がするから不思議だ。

 

多段階割引が生み出す「お得感」効果

これは、心理学的に何か正式名称があるのか分からなかったのですが、自分が時々使う人間の錯覚による効果の一つです。

よく服屋のセール等でこんな呼び込みを耳にしませんか?

 

「只今タイムセール中です。今なら全品30%オフ!さらにレジにて30%オフいたします!」

 

おっ!60%オフになるのか買いだ〜、、、となってしまってはダメですよ。よく考えてください。

 

例えば商品が5000円だったとしましょう。

60%オフであれば、5000円×0.4=2000円ですね。

ただ今回の場合は、まず全品30%オフですので、5000円×0.7=3500円ですね。

そしてレジでその価格の30%オフですので、3500円×0.7=2450円です。

 

あれおかしいですね。実際は51%オフにしかなりません。

この効果を利用した営業手法はけっこうあります。特に単価がそんなに高くない個人を対象とした商材に多くみられますね。その理由は購入までのスパンが短いためです。まぁ、私の経験からすると、法人営業でもかなり使えますけどね。

 

他にも心理学的効果を活かした営業テクニックは多い

私が活用している心理学的テクニックはまだ他にもたくさんあります。他のテクニックについては、また別の記事にてまとめたいと思います。

“早起き社長”の朝の過ごし方まとめ(2)

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“早起き社長”の朝スケジュールには、共通点がある

前回の記事でも書いた通り、早起き社長の朝の過ごし方には、共通点がある。その中でも「早朝のメールチェック」「朝食を取りながらの情報収集」はかなり共通していて、実践してみるととても有効だということは、前回の記事の通りだ。


今回は、自分が真似をしてみた社長たちの朝のスケジュール第二弾をまとめます。

“早起き社長”の朝スケジュールまとめ

 

玉塚元一(ローソン社長)
5:30:起床
5:45:ウォーキング
6:30:朝食
8:00:出勤


ウォーキングは、定番ですね。ただ、自分にとってはウォーキングよりもジョギングの方が、頭がスッキリする感じがしました。


三木泰雄(ヴイエムウェア社長)
6:00:起床、テレビチェック
6:30:朝食
7:10:食後のコーヒー、メールチェック、身支度
8:00:出勤


起床後のテレビは、目覚まし効果は抜群ですね。話しているテレビレポーターをみていると、「もう起きて仕事をしている人がいる」と一気に目が覚めますね。


浦上博史(ハウス食品グループ社長)
5:00:起床、体重・血圧測定
5:15:散歩(約1時間)
6:30:シャワー・身支度
7:10:朝食
8:00:出勤


起きて、体重、血圧測定する社長は結構いますよね。こういう、ちょっとしたことを毎日記録するという習慣があるだけでも、早起きをし続ける秘訣に繋がりますね。


山本忠人(富士ゼロックス社長)

5:30:起床、体重・血圧測定
6:00:運動(スクワット100回、ダンベル運動)
7:00:朝食準備、朝食(ニュース見ながら)
8:00:出勤(余裕があれば散歩)

スクワットとダンベル体操してみましたが、あまり良くありませんでした。やっぱり、外に出てランニング、またはウォーキング・散歩をしたほうが、頭がスッキリします。


安渕聖司(GEキャピタル社長)

6:00:起床、体重測定、猫2匹の世話、洗顔、メールチェック、新聞閲覧
6:30:朝食
7:00:軽い運動、着替え
7:20:出勤

 朝起きて、一連のルーチンをこなすだけでも、結構な満足感を得られます。また、起きた際の洗顔は、髭剃りも合わせて行い、そのあとオーガニックの化粧水や乳液などをつけると、朝からかなりの満足感が得られます。髭を剃り忘れることもなくなりますしね。


掘紘一(ドリームインキュベータ会長)

7:30:起床
7:40:洗顔、髭を剃りながら新聞2紙に目を通す
8:00:水を飲む
8:10:パソコンでニュースチェック
8:30:身支度を整えて、出勤


朝食を取らないそうです。水を飲むだけ。この点は、他の社長には、あまりみられない点です。ただ、「普段通りの“儀式”を執り行うのに必要な時間で、ほとんど何も考えていません。」とのことで、これはとても共感できます。この状態になると、早起きも億劫ではなくなります。


引用:PRESIDENT ONLINE(初公開!有名社長15人の朝ごはん&朝習慣【2】)


朝の時間をどれだけ習慣化できるかが早起きの秘訣

いろんな社長の朝のスケジュールを見てきましたが、大体習慣化されています。出勤するまでの毎日変わらないルーチン作業を儀式のようにこなすことで、一日のペースを作り上げ、確実に仕事をこなすことができます。早起きが続かない場合は、まずは朝のスケジュールを決めてみるのはどうでしょうか?

 

▼前回の記事はこちら

 “早起き社長”の朝の過ごし方まとめ(1) - BUSINESS PROFESSIONAL

“早起き社長”の朝の過ごし方まとめ(1)

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“早起き社長”の朝スケジュールをそのまんま真似てみる

前回の記事、「“早起き社長”に学ぶ早起きのコツ」で「早起きしている人の真似をすること」で自分は早起きできるようになったと書きましたが、早起きしている社長の朝のスケジュールをそのまんま真似をしたりもしていました。今回は、自分が真似をしてみた社長たちの朝のスケジュールをまとめてみました。

 

“早起き社長”の朝スケジュールまとめ

 

岩上潤一(ネットアップ社長)

5:30:起床

6:00:犬の餌やり、シャワー

6:30:朝食、新聞閲覧

7:30:最寄り駅に到着

 

5時台に起きる社長は多いですね。シャワーを浴びて目を覚ますのも結構効果的で良い感じでした。

 

樋口武男大和ハウス工業会長)

6:00:起床、洗顔、服薬、着替え、朝食、新聞閲覧

7:15:トイレ

7:25:出勤。出社後、足踏み100回、レッグマシーン75回、ラジオ体操

 

朝、トイレの時間をしっかり確保するのは、意外と大事だと真似てみて思いました。トイレの時間を決めているのも、規則正しい生活をしている証拠。

 

谷田千里(タニタ社長)

6:00:起床・洗顔

6:20:朝食

7:00:身支度

7:30:会社へ

 

タニタの社長だけあって、朝食の時間を比較的ちゃんと確保しているな~という印象ですね。40分あれば、しっかり朝食をとることができ、心にゆとりも生まれます。ちなみに朝食はほとんど洋食で、サラダ、ヨーグルト、フルーツは必ず食べているようです。

 

梅野正人(UPSジャパン社長)

5:30:起床、シャワー

6:00:朝食

6:40:30分間のウォーキング

7:30:出勤

 

朝、ウォーキングする社長も多いですね。ウォーキングの時間は1日の中で唯一「何も考えない時間」としているそうです。この時間経ることで新鮮な発想や新しい知恵が生まれるようです。

 

澤田道隆(花王社長)

6:00:起床

6:15:朝食、歯磨き/洗顔/髭剃り、身支度

7:00:出勤

 

朝食の時間に情報収集を行うそうです。朝食を取りながら新聞を読んだり、テレビをみたり、情報収集の時間にあてている社長は多いですね。朝食をとりながらだと、非常にリラックスした気持ちで、情報への感受性も上がります。

 

ロバート・R・ルートン(マスターカード・ワールドワイド日本地区社長)

5:30:起床、メールチェック

6:30:朝食、新聞閲覧

7:30:出勤

 

前回の記事でも書いた通り、早朝のメールチェックはビジネス上優位に立つのに非常に重要ですね。これは、実践してみてとてもインパクトがありました。この社長も朝食を食べながら新聞をチェックしてますね。

 

原田泳幸(ベネッセホールディングス会長兼社長)

4:00:起床、メールチェック

5:00:約1時間のランニング

6:15:シャワー、身支度

7:00:朝食、メールチェック

8:00:オフィスに

 

早朝のメールチェック!これはできるビジネスマンの必須習慣かもしれませんね。あとは早朝ランニング、ジョギング中はラジオを聴き、情報収集をしながら、いろいろな考えをまとめる重要な時間になっているようです。

 

引用:PRESIDENT ONLINE(初公開!有名社長15人の朝ごはん&朝習慣【1】)

 

細かいスケジュールを真似ると様々な気付きがある

社長の朝の過ごし方をそのまんま真似てみると、いろいろな気付きがありますね。そして共通点にも気づきます。その中でも「早朝のメールチェック」「朝食を取りながらの情報収集」はけっこう共通していて、実践してみるととても有効だということが分かります。とにかく実践してみると分かります。皆さんおすすめです。