BUSINESS PROFESSIONAL

29歳の若造が日々学び、もがき続ける中で見つけた有益な情報を“こっそり”メモっているブログです。

誰でも仕事ができる人になれる。

誰でも仕事ができる人になれる。

 「仕事は6倍速で回せ!」

という本を読んで、改めて「そうだよな」と思う。

彼は、米国の大学を飛び級卒業したり、MBAや博士号を取っていたり、

一般的に言う「才能のある人」かもしれませんが、

この本を読む限り、「努力の人」だということが分かる。

 

誰でも仕事ができる人になれる。

これは、当たり前のことだ。

だけど、当たり前のことだと思わない人が結構多い。

 

「オレには才能がない」とか「あいつは天才だ」という

能力の問題にしてしまう人が多いが、

実は体力と気力の問題だと個人的にも思う。

 

もちろん、能力というか性質というかそういった問題はあるにしても、

それは、かなり高みを極めた状況においての差別化ポイントであり、

ある程度のレベルまでであれば、どんだけ自分を磨いたか、

どれだけ高いモチベーションを持って日々取り組んでいるかで、

勝負は決まっていると思う。

 

「1万時間の法則」

 

アメリカのノンフィクション・ライター、

マルコム・グッドウェルは、スポーツ選手や音楽家、小説家など

特別な才能を要する職業に就いている人たちは、才能が開花するまでに

1万時間の訓練期間があったと著書で述べている。

これは「1万時間の法則」と呼ばれており、ビジネスマンもそれと同じだろう。

 

才能があろうが、なかろうが、

1万時間、真剣に一つのことに取り組まない限り

プロフェッショナルにはなれないのだ。

 

では、1万時間とはどれくらいであろうか

1日3時間、真剣に取り組んだ場合、約9年1ヶ月かかる計算だ

1日4時間、真剣に取り組めば約6年8ヶ月。

1日5時間、真剣に取り組めば約5年6ヶ月。

 

一つのプロになろうと思ったら

毎日5時間真剣に取り組んで5年かかるということを考えれば、

自分の苦手な部分がなぜ苦手なままなのか、

それは才能の問題なのか、それとも真剣に取り組んだ時間の問題なのか、

自ずと見えてくると思う。

 

それにしても

そう考えると、人生は短い。

 

一日何かに取り組める時間が

24時間中、睡眠時間等を除いて16時間あったと考えると

20歳〜80歳の60年間で350,400時間なので、

「一万時間の法則」を適用すると

35のプロになれる計算になる。

 

「天才とは努力できる才能を持った人」

 

しかし、一日16時間安定して機械のようにずっと同じパフォーマンスで

取り組めれば良いが、気力や体力の問題、その他環境的な諸々の問題があるので、

35のプロになれる人など、ほぼ存在しないだろう。

 

しかも、プロになったとしても、それがスタートライン。

プロになった上でその他のプロと戦っていくには、

よりその専門性を高めていく努力は怠ってはならない。

プロの中でNo.1を目指そうと思ったら、

分野をその一つに絞り込んでトレーニングする必要がある。

 

「天才とは努力できる才能を持った人」

ということを聞いたことがあるが、正にそんな気がする。

 

本当に仕事ができる人になりたいのであれば、

努力を惜しまないで、毎日コツコツとトレーニングし続けることだ。

そうすれば、絶対にできるようになる。

 

才能のせいではない、

自分の気力と体力のせいだ。

努力を続けることができない自分のせいだ。

 

そう自分でも認識しなおし、日々トレーニングしていこうと思う。