ヤマトから学ぶ「信頼」「挑戦」「社員」の大切さ
今日は、ヤマト運輸の元社長である
都筑幹彦さんの「どん底から生まれた宅急便」という本を読んだ。
1950年代のヤマト運輸は「危ない会社」だった?
ヤマト運輸の歴史を皆さんはご存知だろうか?
今では運送業界の売上げシェアナンバー2(一位は日本通運)ではあるものの、
1950年代、関西の業者に大きく差をつけられヤマト運輸は低迷していた。
1963年にベストセラーになった「危ない会社 / 占部都美」に「あまり成績のよくない会社」として陸運部門で唯一選ばれたほどだったようだ。
そこから社運をかけた「挑戦」を幾度となく繰り返し、今の確固たる地位を築いてきたのである。
「ヤマトから学んだこと」
この本から学ぶことはたくさんあった。
その中でも都筑さんが「ヤマトから学んだこと」として挙げている以下3つについては、とても読みながら考えさせられた。
1.信頼されることの大切さ
2.挑戦つきることなし
3.社員こそ会社の商品
そして、特に2の「挑戦」については、強烈な印象を受けた。
前例のない「宅急便」という新規事業を成功させるための壁は、私が想像していたよりも大きな壁であった。
郵政省や運輸省と喧嘩をするような激しい交渉や労働組合との粘り強い話し合い、挑戦に伴う失敗・クレーム・損害など、想像しただけでも、今の自分ではへこたれてしまいそうなことばかりであった。
しかし、この本を読んだことで、とてもパワーをもらった。世の中のためになる新しいことをやろうと思うのなら、このくらいのパワーは必要なんだということを感じることができた。やってやろうという気持ちになった。
彼らに続いて、自分も力強く生き抜きたいと思う。